Fate/Lurk Oblivious 2

シリーズ:Fate

著者:もりむらひろさと イラスト:Jam8686

「君が生を願うなら、あたしはその為に剣を振るおう」

 遂に幕が開かれた亜種聖杯戦争。
 集うは七人のマスターとそのサーヴァント。そして、人ならざる者たち。
 主催者にして、キャスターのマスターであるヴァレン・ユールフェインの宣戦布告により、ゆっくりと戦いの火蓋は切られていく。
 相対したサーヴァントは、紆余曲折ありながらも、敵対心や友好を深めていく。そんな矢先、呼ばれたマスターたちに思いもよらぬ刺客が送り込まれる。
 それは、人間ではなく。英霊でもなく。使い魔でもない。けれど、確かに呼ばれたモノであり、裏側にいるべき存在であった。
 それぞれの目的を胸に始まった争いに、たった一人の悪戯が大きな波紋を起こす。

初出:コミックマーケット93